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開口状態で木材の表面を焼くと、戸外使用における耐久性が増す、ということは何世紀も前から知られていました。バイキングでさえ、フェンスなどの外部構造物にこの方式を用いていました。木材の熱処理は1930年代のドイツや1940年代のアメリカで研究されました。包括的な研究活動は、フィンランドのVTTによって行われ、現在もYTI(環境技術研究所)で継続して行われています。

本製品は、VTTの開発した方式で製作されています。木材原料は、蒸気によって保護されながら180度以上の温度で加熱されます。保護する以外にも、蒸気は木材内の化学変化にも影響を与えます。この処理の結果、環境に優しい本製品が作り出されます。その色は濃度を増し、湿度が変化する状況下での安定性が、通常の木材より高くなります。また断熱特性が向上します。十分な高熱で処理された場合には、木材の耐腐食性も生じます。その一方、歪曲強度の低下が見られます。

この施工ガイドで示している結果と経験は、あくまでも示唆であり今後変更される可能性もあります。


施工について

一般事項
原則として、本製品の取り扱いには、通常の炉乾燥の針葉樹の場合よりもやや注意が必要です。本製品をさらに加工する際、機械的ダメージの影響をより受けやすいからです。広葉樹を取り扱う場合と同様の手順が推奨されます。また本製品に対して作業する場合は、鋭利な工具である必要があります。
断裁
本製品には樹脂が含まれないので、断裁機材に求められる力が軽減され、断裁機材の寿命が通常より短くなる事はありません。 本製品の断裁は非処理材の断裁と変わりませんが、材料が大変に乾燥しているので木粉は非常に細かく、周囲にたやすく拡散しますので防塵マスクの使用を推奨します。 また本製品は表面が硬度が増しているので、歯間に隙間のある鋸刃は本製品片の角を欠いてしまうことがあるので、細かい刃の使用をお薦めします。
接着および接合
・接着
本製品の接着においては、接着剤メーカーの指示に従って下さい。 特にPVAC接着剤(酢酸ビニル系接着剤)を使って作業する場合には、接着剤の含水率に注意する必要があります。熱処理プロセスが、木材の水結合特性を変化させるので、接着剤および水分の木材への浸透率は低下します。PVAC接着剤の場合は、硬化時間が木材への水分浸透に基づいているので長い硬化時間が必要です。化学硬化接着剤の場合は通常の乾燥時間と変わりません。

・釘打ち
本製品の接合においては、材の硬度が増しているので接合の際に割れに注意する必要があります。また木材の退色の危険を減らすためには、ステンレス製を推奨します。しかし、圧縮空気式釘うち機を使用するのであれば、亜鉛メッキ釘も使用できます。この方式ではメッキ表面を傷つけることがないからです。亜鉛メッキ釘は、被覆にトップコートが塗られているものもが最適です。 ハンマーによる釘打ちはハンマーが木材を叩いてしまった場合に割れる危険性が増えます。深度調整ができる圧縮空気式釘打ち機の使用を使用して、釘長の最後の2、3mmはパンチ(釘締め器)で打つ事ををお薦めします。正しい打ち込み深度は、木片の表面から約1mm下程度とします。

・ねじ留め
広葉樹、MDFその他のもろい部材での作業時と同様にプレドリルおよび皿穴あけは必須です。皿穴頭つきステンレスねじは屋外使用またはその他の湿度のある環境での使用に最適です。最高の止め強度にするには、粗溝ねじが最も有効です。セルフタップねじ(コースレット等)はプレドリルなしで本製品に使用することができます。

また本製品の使用に際しては、裂割強度と歪曲強度の低下を考慮に入れる必要があります。また大きな節は本製品にとっては常に大きな欠点になる可能性があります。通常材では節と周囲を接着する働きをしている樹脂物質が、本製品材にはないからです。場合によってはその欠点部分を除外して使用します。
塗装
本製品は耐久性向上と退色やひび割れを防ぐため、必ず塗装が必要です。塗装はデッキ用の塗料をお選びください。他の木材と同様、表面はきれいにしてから塗装して下さい。本製品からは樹脂が取り除かれるので、塗装後に節周辺からの樹脂流出は少ないと考えられます。表面処理前のシーラー塗装は不要です。また塗装に関しては、各塗料メーカーの指示に従って下さい。 油性塗料は通常と同様に塗装できます。水生塗料の場合は浸透性が通常材より低いことを考慮して下さい。通常より乾燥時間が長くなる場合があります。 塗装を行わなかったり、顔料なしの塗料を塗装した場合、時間が経つと紫外線の影響で独特の色合いは損なわれ、薄い灰色になり、表面には細かい割れが生じます。メンテナンス間隔については経験則しかありませんが、顔料含有の半透明の塗料は、顔料を含まないものに比べてメンテナンス間隔が2倍から3倍になり、不透明塗料(塗り潰し)のメンテナンス間隔は顔料含有半透明の塗料の2倍程度です。
保管
保管に際しては雪や雨にさらされる場所に保管する事は避けて下さい。長期間において保管する場合は倉庫にいれるなどして保管する事をお薦めします。
部材の匂い
通常の木材と比べ、本製品には独特の匂いがあります。部材の匂いについては燻したような匂いです。これはフルフラールと呼ばれる化学物質から出るものと考えられます。匂いは人が容易に感じることのできるもので非処理材よりも強いのですが、本製品からの揮発性有機物質(VOC)放出は通常のパインに比べると少なくなっています。

   
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